昨日の疲れで寝坊も心配されましたが、しっかり8時起きに成功。さっとシャワーを浴び、アムトラックのキングストリート駅へ向かいました。…が、その途中急な腹痛に襲われます。日曜朝ということで店もやっておらず、なんとか痛みに耐えつつ駅へ急ぎ、トイレへ直行。なんとか無事用を足し、チケットを買ってバスに乗り込みました(てっきり列車移動かと思っていましたが、どうやらシアトルからバンクーバーへのメイン移動はバスのようです)。ほどなくしてバスはバンクーバーへ向けて出発しました。
ちなみにシアトルからバンクーバーまでは約3時間ほど。フリーウェイを走りますが、風景は日本の高速道路から見るそれとそう変わりません。違うのは右車線か左車線か、そして乗っているのが日本人かアメリカorカナダ人かだけです。

1時間ちょっとで国境に到着。荷物を背負い、税関審査を待ちました。審査官は中学生か高校生といっても通じるくらいの若い女性で、険しい表情と口調で色々と質問されましたが、なんとかクリア。…が、日本からの観光客ということで他の乗客とは事情が違うようで、別室でスタンプが押されるのを待ちました。結局審査待ちも含めて30分ちょっとかかりましたが、無事初のカナダ入国スタンプが押され、陸路での国境越えです。
バンクーバーのバスターミナルに到着後、すぐにユースホステルへ。荷物を置き、街歩きへ出かけようとすると、部屋にアジア系の人が入ってきました。彼は「Hi」と声をかけましたが、自分はなんとなく日本人ではないかと感じ、あえて「あ、どうも」と返しました。すると彼は「あ、日本人だ!」と驚きの表情。ほんとに通じたので自分もびっくりし、「そうなんです、日本人なんです」と訳の分からない返答をしてしました。ちなみに彼はモチヅキ君という名の大学3年生。夏休みを使ってバンクーバーに遊びに来ているようでした。
さてバンクーバーの街歩きですが、結局はスポーツ関連のところを回ってしまいます。カナディアン・フットボール(=ほぼアメフト)が行われるBCプレイス、NHLのバンクーバー・カナックスのホームアリーナであるGMプレイスの周りを散策しました。特に試合もやっていなかったので周りをぐるっと回って時間をつぶし、今日のメインである試合観戦先へ向かいます。

観戦するのは、MLS(ベッカムらがいるリーグ)の下部にあたるUSLに所属するバンクーバー・ホワイトキャップス(
公式サイトはこちら)の試合。ホワイトキャップスは将来的にMLS入りを目指している元気なチームで、98年フランスW杯日本代表の平野孝が所属しています。そして森を切り開いたようなところにある本拠地・スワンガードスタジアム。周囲にはこれといった大きな建物がホテルくらいしかなく、遠くの山まで見える素晴らしい環境にあります。ちなみに、最寄駅からは森の中の小道通っていく必要があります。夜は街灯もなく本当の暗闇で、携帯で明かりを取らないと何も見えないような状況でした。
試合は1−1の引き分けでしたが、何より目が行ったのが平野の奮闘。CBとして出場していた彼はどうやらけがを押しての出場のようだったのですが、前半終了前にまず1度目のタックルを受けて完全に足をひきづる様な状態になります。それでも後半も続いて出場しましたが、またしてもタックルを受けます。が、まだまだ試合に出続け、後半30分前にようやく交代となりました。その執念には本当に脱帽です。
スタジアムの様子ですが、試合開始直前にはほぼ満員の状態になるほどの熱気。変なマスコットキャラが応援を煽っているのは新鮮でしたが、カナダにもしっかりサッカーに熱を入れている人たちがいるんだなと気づき、そしてその人たちが作り出す雰囲気が心地よく感じられました。


そして試合後にスタッフの方に声をかけました。そう、今回の旅行の目的の1つでもある、「海外スポーツチームへの就職コネクション作り」です。スポーツチームで働くことに興味があるということを伝えると名刺を渡してくれて「ここにメールしてくれれば、対応するよ」と。自分も銀行の名刺(すべて日本語だけど)を渡し、なんとかコミュニケーションをとることに成功し、後日メールをすると伝えました。
ちょっとした満足感にひたりつつスタジアムを後にし、ユースホステルへ。部屋に帰ると例のモチヅキ君のほかに、2名の若者が。彼らはノルウェーから来ているパンク野郎でした。彼らは夜の街に繰り出しましたが、自分は満足感に浸りながら眠りにつきました。次の日の移動もなく、ゆっくり休めそうです。
(続く)
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